NFCとは「Near Field Communication」の略で近距離無線通信のことです。
ICチップを内蔵したNFCタグをリーダーやライターにかざすことで読み取りや書き込みを行うことができます。読み取り時間が速いが、タグや読み取り機器の費用などコストがかかることが特徴です。
Web NFCは専用の端末ではなく、スマートフォンのウェブブラウザーでjavascriptを使用してNFCタグにアクセスできる技術です。現在NFC対応のAndroid端末のGoogleChromeのみで動作します。これが定着すれば、開発と端末のコストをかなり下げることが可能になるので企業やイベントでの使用のハードルがぐっと下がるのではないでしょうか。
デモサイトはこちらからご覧になれます。お手持ちのNFCタグでも登録・使用することができます。サンプル等必要でしたらお気軽にお問い合わせください。
具体的にどんなことができるのかを紹介します。
①チケット売り場などでNFC タグ入りのカードなどをスキャンして、有効化します。
②入場口でスキャンします。売り場で有効化したカードであればそのまま入場できます。
登録されていないタグ、2回目以上の入場の場合はエラー表示がでます。
③ NFC タグ登録の際にタグにホームページのURL を一緒に書き込んでおけば、イベントから帰った後もスマホでスキャンすることでタグ付き入場券を購入した人のみが閲覧できるページなどに飛ばすことができます。
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①出退勤や出欠の管理
オフィスの入口などに設置して使用します。
スキャンするだけで完結するのでストレスなく使用できます。
NFC タグをスキャンして名前を入力するだけで社員証に対してのユーザー登録が簡単にできます。
勤怠情報登録
内容を選択してNFC タグ入りの社員証などをスキャンします。
②バスの置き去り防止
勤怠管理と同じ仕組みを使って、園児のバスの乗車状況を管理します。
スマホでスキャンするだけなので園児にも簡単です。また、臨時のドライバーであっても操作が簡単です。
web 上で履歴を管理しているため、幼稚園や保育園でも同じ画面を共有して見ることができ、出欠確認も簡単に行えます。
項目を選択し、園児のバッジなどのNFC タグをスキャンします。
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A1. NFC タグの中にはID とホームページのURL くらいで、名前などはクラウドまたはスタンドアローンのデータベース内に格納されています。そのため、もしNFC タグを紛失したとしても情報が流出することがなく安全です。
A2. システム開発費用、スキャン用の端末、web サーバー利用費用、NFC タグ内蔵グッズ制作代となります。
システム開発費用…サンプルレベルのものであれば¥50,000 買い切りです。その他カスタマイズ必要であれば、仕様を固めたあと別途見積いたします。
スキャン用の端末…Android でGoogleChrome が使用可能なスマホになります。市場価格により変動します。お使いのスマホでも条件を満たせば可能です。
web サーバー利用費用…アクセス数など負荷条件によって変動しますが、安いものであれば月額500 円などから利用可能です。
NFC タググッズ作成費用…単純なシール貼付であればタグが1 枚80 円〜、アクリルなどに内蔵するのであれば数量に応じて変動しますので別途見積いたします。
注意事項
・WebNFC はこの2 〜3 年で可能になった技術です。仕様変更などにより急なカスタマイズや使用ができなくなる可能性があります。
・インターネット通信を利用しているシステムのため、アクセス状況や通信状況により動きが悪くなる可能性があります。